
Illustration
今回のイラストは、水彩とペン画を組み合わせて描いた「包まれる少女」
ラフな線で柔らかく描いた背景には、淡いグリーンとピンクの草花をにじませて幻想的な雰囲気を表現しています。
キャラクターの髪は紫がかったラベンダーカラーで、透明感と少し不思議な存在感を感じさせます。
どこかを振り返るような表情が印象的で、見る人に何かを問いかけるような仕草を意識しました。
ペンはサクラピグマ0.05、着色には透明水彩を使用。
手描きならではの線の揺らぎや色ムラも、この絵の魅力のひとつです。仕上げの段階では、一筆一筆に気持ちを込めながら、ペン入れを進めました。
水彩絵の具で塗ってみた。にじんだ。以上。
心にガツンとくる言葉──その一言が人を壊すことも、救うこともある
人生の中で、誰もが一度は「心に突き刺さる一言」を受け取った経験があるのではないでしょうか。
いい意味でも悪い意味でも。
たとえば、
「バ○ヤロウ!コ○ヤロウ!」
「お前、本当に使えないな!」
そんな強くて攻撃的な言葉を投げられると、心にダメージが。。
まるで心にヒビが入ったように。
私も経験があります。
「そこまで言う?」と驚くような言葉を、不意に投げかけられたこと。
思いがけず心がポキッと折れそうになったこと。
だからこそ、私は「自分が言う側」に立ったときは、同じような言葉をなるべく使わないと決めている。
感情に任せた暴言は、ただの悪口でしかなく、相手を傷つけるだけ。
それは注意でも指導でもなく、単なる「口撃」になってしまいます。
そうならないためには──
「愛」が大切か
たとえば車を運転していて、ヒヤッとする場面に出くわしたとき。
「バ○ヤロウ!あぶねぇじゃねぇか!」
そんなセリフを聞いたことはないでしょうか?
言いたくなる気持ちもわかります。
ですが、そこに“本当に伝えたいこと”は含まれているでしょうか。
たとえば、
「あぶねぇじゃねぇか!ぶつかったらな、大けがじゃすまねぇんだぞ!」
そう言えたらどうでしょう。
少なくとも、相手の命や安全を心配する気持ちが含まれていて、そこに“伝えたい思い”がありますよね。
さらに言えば、もし事故が起きてしまったら。
一番にかけるべき言葉は──
「大丈夫ですか?ケガはありませんか?」
老若男女関係なし・・・
相手が誰であれ、その一言が人間としての礼儀であり、心ある対応だと思います。
怒りではなく、「思いやり」を先に出せたとき、人との関係は少しだけ深まるのかもしれません。
仕事でも、家庭でも、友人との間でも。
相手に「言わなければならないこと」がある場面は、きっと訪れます。
そのとき、ただ感情をぶつけるのではなく、「この言葉が、相手のためになっているか?」を一度立ち止まって考えたいのです。
叱るときにも「アメとムチ」のバランスはとても大事。
「ここはすごく良かったよ。でも、この部分はもう少し頑張れるかもしれないね」
そんな言い方をされると、人は「よし、頑張ろう」と前向きな気持ちになれるものです。
一方で、「なんでこんなこともできないんだ?」と突き放すような言葉では、人は自信を失ってしまいます。
ほんの一言の違いで、相手の心に残る印象は大きく変わります。
言葉には力があります。
だからこそ、私たちはその力を「壊すため」に使うのではなく、「育てるため」に使っていきたい。
相手を変えたいと思うときこそ、自分の言葉を見つめ直すチャンスです。
ただ厳しいだけじゃない、優しさのある強さ。
それが人の心を動かすのだと思います。
何気ない一言が、誰かの人生を変えることがある。
救えるものは救いにいこう。
それが良いものであるように──
(@^^)/~~~